池中玄太80キロⅡ

池中玄太80キロⅡ

03/15(土)11:00

 

ドラマ
一挙放送配信

番組内容

■みどころ
1980年4月から13回にわたって放送され好評だった同名ドラマの続編。前回は、通信社の熱血カメラマン玄太(西田敏行)が三人の娘を残してカンボジアへ写真を撮りにいくところで終わっているが、今回は、その玄太が急きょ帰国することになり、皆を驚かそうと一週間早く日本に帰ってくるところからスタートする。

ところが、留守の日本では大変なことが起きていた……。玄太の家が火事で焼けてしまい、娘たちは親戚の家にバラバラに預けられていた。そのうえ、楠公(長門裕之)はじめ元の職場の写真部の連中は全員、グラフ誌へ配転になっていたのだ。玄太はまさに今様浦島太郎のような感じなのだ。

血のつながらない三人の娘たちの関係は?写真部から配転したグラフ誌での仕事は?玄太の再婚は?など……… ドラマはこうした問題にとりくむ玄太の真剣で真情あふれる悲喜劇をダイナミックにえがいていく。

■第一話あらすじ
池中玄太(西田敏行)は半年間のカンボジア取材を終えて予定より一週間早く飛行機で帰国の途についた。

絵理(杉田かおる)ら三人の娘はやっとパパが帰ってきてさぞかし驚き嬉しくって泣き出すだろうなあ、写真部のデスク・楠(長門裕之)は、俺のとった写真を絶賛するに違いない、暁子(坂口良子)も喜ぶだろう。前川(三浦洋一)も……と夢想する。

飛行場から社に直行したが、まず受付で呼びとめられてしまった。

写真部に玄太の名前がない。どうなってるんだろう。

がい旋将軍のように意気揚揚と帰ってきたのに、まるで浦島太郎みたいなのだ。写真部に入るとデスクに楠の顔はない。楠は大京通信が新しく出すグラフ雑誌のデスクになっていた。楠はご苦労さんの一言もなく、お前の籍もこっちに移しといたからなといって忙しそうに玄太の相手になろうともしない。

腹を立てた玄太は、前川と一緒に絵理たちが待つ家へ向かうためタクシーにのろうとする。会社の奴らは冷たいが娘たちはきっと歓声を上げて迎えてくれるだろうと。

ところが、前川からとんでもない話を聞かされた。

暁子の家が二か月前に火事で焼け、おばさん夫婦は新潟へ行き、暁子は火事の際骨折し入院、絵理たちも伯母さんや伯父さんに一人一人引きとられているというのである。ああ!無情、こんな話ってあるか!?カンボジアなんかに半年間も行ってるんじゃなかった。

それはともかくまず娘三人を呼び寄せなくてはと、家捜しに奔走する一方で、絵理たちに会いに行く。

だが想像と大違い、みんな玄太に冷たい、絵理にいますぐ一緒に住むったって無理よといわれた玄太は、誘拐犯人と間違えられながら弥子(安孫子里香)を連れ戻した。

暁子も退院し一緒に住むことになった。そして、絵理も未来(有馬加奈子)も夜になって新しい家へやってきた。
(全21話)

キャスト・スタッフほか

◆出演
西田敏行、坂口良子、三浦洋一、井上純一、丘みつ子、丹阿弥谷津子、松尾和子、長門裕之

◆スタッフ
【脚本】松木ひろし
【音楽】坂田晃一
【演出】石橋冠 中山史郎 宮崎洋 

OAスケジュール