池中玄太80キロ

池中玄太80キロ

03/08(土)14:00 一挙放送、04/15(火)11:30 ほか

 

ドラマ
一挙放送1話から放送配信

番組内容

■みどころ
西田扮する池中玄太はある通信社のカメラマン。中学生を頭に三人の子持ちの未亡人と結婚したとたんに妻に死なれてしまう。血のつながらない三人の女の子とどうやって、父親と子供の関係をうちたてられるか?
ドラマはそうした玄太の真剣で真情あふれる悲喜劇をダイナミックにえがいていく。

タイトルの80キロは80年代とのゴロ合わせや、西田自身の体重、裏番組の「Gメン75」に対抗してつけたもの。

主演は西田敏行、結婚する女性鶴子に丘みつ子、三人の子供たちに杉田かおる、有馬加奈子、安孫子里香が扮するほか、坂口良子、長門裕之、三浦洋一、井上純一、藤谷美和子、松尾和子、宇野重吉(特別出演)らが出演する。

■あらすじ
池中玄太(西田敏行)。通信会社の写真部所属のカメラマン。独身、休暇を利用して鶴や鳥の写真を撮るのが唯一最大の楽しみだったのだが……。

今日も休暇を利用して撮ってきた鳥の写真を持って“先生”と敬愛する鳥類学者、本城理三郎(宇野重吉)宅を訪れていた。

玄太は鳥のパネルを見せながら日本では珍しい“サバクヒタキ”の一種だと興奮気味だが、理三郎はどこにでもいる鳥だと言って軽くいなす。でもいまの玄太には鳥の話などどうでもよかったのだ。敵は本能寺。実は理三郎宅へお手伝いできている足立鶴子(丘みつ子)が目的なのだ。玄太は鳥類の“鶴”ならぬ人類の“鶴子”に恋をしたのだ。今日はプロポーズの返事をもらう日だ。

ところが鶴子は三人の子持ち。
恋は盲目。愛はどんな障碍も乗り越えるという玄太の情熱におされ、鶴子がOKの返事。

仲人は玄太の上司。楠(長門裕之)が務めることになったが何しろ急な結婚式で写真部はてんやわんや。式の当日は感激の余り玄太が泣き出すおまけまでついたが何とか一件落着。

新居は同僚の記者、暁子(坂口良子)の家を格安で借りることができて、まずは幸運な新婚生活がスタート。

有頂点の玄太は鶴子や絵里(杉田かおる)をはじめとする三人の子供たちの前で、バリバリ仕事をやるぞと宣言。鶴子は慈母のような微笑をもらすが、玄太にはまだ馴染まない絵里らはシラーッ。

そんな具合で楠は新婚ボケの玄太に一家で箱根旅行へでも行ってこいと休暇をくれた。ところが好事魔多しというか、鶴子が頭痛で箱根行きは断念。玄太はその休暇を利用して北海道・阿寒湖へ鶴の写真を撮りに出かけたのである。

その玄太のもとへ東京から電話がかかってきた。鶴子が脳出血で倒れたのだ。結婚式から僅か十一日後、玄太は幸福を運んでくるはずの鶴子に先立たれてしまった。
(全13話)

キャスト・スタッフほか

◆出演
西田敏行、坂口良子、三浦洋一、井上純一、丘みつ子、松尾和子、丹阿弥谷津子、長門裕之

◆スタッフ
【脚本】松木ひろし
【演出】石橋冠

OAスケジュール