◆出演
天海祐希、西田尚美、矢島健一、森田直幸、松川尚瑠輝、石原良純、清水章吾、泉谷しげる、平泉成

◆スタッフ・その他
脚本：遊川和彦
音楽：池頼広
プロデューサー：大平太、仲野尚之（日活撮影所）
演出：大塚恭司

◆地上波放送日
2006/03/18

＜作品解説＞
　2005年7月から9月にかけて日本テレビ系にて放送された『女王の教室』は、天海祐希演じる“連続ドラマ史上最悪の主人公女教師”が、さまざまな波紋を投げかけつつ、最終回視聴率は25.3％と驚異的な人気を獲得する大ヒット・ドラマとなりました。その好評に応える形でこの2006年3月17、18日の2夜にわたってスペシャル版『エピソード1：堕天使』および『エピソード2：悪魔降臨』が放送されました。
それぞれエピソードの“1”、“2”とあるのは、実は2005年の連続ドラマが『エピソード3』であるということ。生徒に厳しい冷酷な鬼教師・阿久津真矢がいかにして鬼教師となったのか、どのようにして連続ドラマの舞台である半崎小学校6年3組の担任としてやって来たのか、が明らかになる内容です。
　主役の真矢を演じるのはもちろん天海祐希。その夫役に生瀬勝久、母親役に江波杏子など共演陣も名優ぞろい。ドラマにいっそうの深みを与えています。
　真矢に夫も子どももいて、教師になりたてのころは、生徒をしかることもないやさしい先生だった、など新事実も続々。2つのエピソードを通じて、生徒にとってのほんとうのやさしさとは何か、を見る人に考えさせる教育ドラマであり、試行錯誤を繰り返し、現実の壁に突き当たり、傷つき、苦悩し、そして乗り越えていく天海＝真矢の姿に、力を与えられる人間ドラマです。


＜番組概要＞
2005年に放送され、話題を呼んだ超人気異色学園ドラマ「女王の教室」が2006年3月17日（金）18日（土）、スペシャル版で2夜連続放送された。愛と希望にあふれ、優しい教師だった阿久津真矢(天海祐希)が、鬼教師の“クロ真矢”に生まれ変わるまでの、数年間が描かれ、彼女の知られざる過去と秘密が語られる。 本作を見れば、連続ドラマにおける真矢の厳しすぎる言動や、執拗なまでに生徒をリサーチしていた理由もわかる！

＜番組記述＞
子供の命を守るため人生の全てを捧げた女教師の愛と哀しみの記録…こうして彼女は鬼になる道を選んだ

＜あらすじ＞
再び区立小学校6年の担任となった真矢（天海祐希）は、思わぬ男子生徒と向き合うことになる。この生徒は、顔も成績も良く、1年休学したため他の生徒たちより身体が大きい。しかも、都庁キャリアの父親と教育ママの母親が後ろに控えているのだ。この生徒がクラス内のイジメの首謀者だと知った真矢は、すぐさま注意。しかし、その生徒はさらにイジメを続け、ついに相手を自殺にまで追い込んでしまう。これを知った真矢は、ついに憤怒の鬼神と化して――。真矢の首筋にある醜い傷跡の秘密と、”グレーマヤ”から”黒マヤ”になるまでの衝撃の過程が描かれる後編。