家庭教師のトラコ

家庭教師のトラコ

04/18(火)21:00 ほか

ドラマ
1話から放送

キャスト・スタッフ ほか

◆出演
橋本愛、中村蒼、美村里江、細田佳央太、板谷由夏、鈴木保奈美

◆スタッフ
【脚本】遊川和彦
【演出】伊藤彰記、岩本仁志、宮下直之

◆地上波放送日
2022/07/20~2022/09/21

番組内容

これは受験ドラマではない!
謎の家庭教師・トラコが、
年齢も抱えている問題もバラバラの3人の母親と3人の子供を救う
個別指導式ホームドラマ!

ここに、30代、40代、50代の3人の母親がいます。
30代 子供の将来が不安でならないワーキングママ
40代 実家の定食屋で働きながら底辺であえぐバツイチママ
50代 3%の超富裕層の仲間入りをしたのに居場所がない後妻ママ

生活レベルも全く違う3人に共通するのは、
『自分の子供を志望校に合格させたい!』
という切実な願い。

いっぽう3人の子供たちも、
親には言えない「深刻な問題」を抱えていました。

トラコは子供に尋ねます。
“それであなたは、何が知りたいの?”
子供たちはすがるような眼差しで答えます。

「どうして勉強をしなければならないの?」
「夢を持ってはいけないの?」
「イジメはなくならないの?」

“それでは、授業を始めましょう”

トラコは、決して説教もしないし、難しいことも言いません。
ただ、世の中にある現実を子供たちに見せるだけ。
子供たちは、いつの間にか「正しいお金の使い方」を知ることになります。

そして、ほんの少しだけ自分の進む道がわかってくるのです。
はじめはトラコに対して疑心暗鬼だった親たちも、
少しずつ成長していく子供たちを前に、
自分たちの人生に自信を持ち始め、
新しい家族のあり方を模索するようになるのです。

トラコは、「家庭の教師」だったのです。
けれど・・・彼女はなぜそんなに「お金」にこだわるのでしょうか?
そして、トラコの本当の“目的”とは・・・

■ストーリー(第1話より)
新聞記者の中村真希(美村里江)は、一人娘・知恵(加藤柚凪)の将来を案じ、なんとかして有名私立小学校に合格させようと躍起。おもちゃメーカーに勤める夫・朔太郎(細田善彦)の非協力的な態度にイライラが募るばかり。そんな真希の元に1通のメールが届く――『どんな志望校も合格率100%!しかも授業料はそちらが決める!』。

メールの主は、伝説の家庭教師・根津寅子(橋本愛)。高卒でコスプレが趣味で不愛想…保護者とのやり取りは東大出身の秘書・福田福多(中村蒼)にすべて任せきり。しかし、どんな生徒も必ず第1志望に合格させる。そんなトラコの授業を受けるためには3つの条件があった。『教育方針には口を出さない』『授業中は部屋を覗かない』『授業の日はお宅に泊めていただきます』。一体何者…!? いぶかしがりながらも契約を結ぶ真希。同じ頃、息子を東大に合格させたい上から目線の上原里美(鈴木保奈美)、中学受験を控えた息子を女手一つで育てる定食屋の店主・下山智代(板谷由夏)も、トラコと契約していたのだった――。

迎えた授業初日、トラコはメリーポピンズのような姿で真希の家にやってくる。真希から授業料1万円を受け取り、知恵と2人きりになったトラコは、「あなたは何を知りたいの?」と知恵に尋ねる。「なんで、知恵はお受験しなきゃいけないの?」と答える知恵に対し、トラコは「知恵ちゃんにとって幸せとは何かを考えてみましょう。この1万円を使って――」と知恵に授業料の1万円札を渡してしまう。2人が何をしているのか、気になる真希に知恵は「口出しはしない!」とトラコの真似ではぐらかす。その夜、中村家に泊まったトラコは、真希に対して食費の無駄を厳しく指摘する。

一方、里美の家にやってきたトラコは、打って変わって妖しい美人教師の姿。さらに智代の家には熱血教師の姿で現れる。そして日曜日になると、たまった洗濯物を持って福多のマンションに転がり込み、たらふくご飯を食べて、また次の家庭に向かうのだった…。

再び中村家にやってきたトラコ。知恵が考えた1万円の使い道は、おもちゃを好きなだけ買うことだった。しかし、そのせいで真希にひどく怒られてしまった知恵は、「今度は両親を喜ばせたいから、もう1回、1万円くれる?」とトラコにお願いする。そんな知恵を、トラコはまさかの課外授業に連れ回して――

謎の家庭教師・トラコが、年齢も、抱えている問題も違う3人の母親とその子どもに教える、勉強より大切なこと。それは、人生を変える「正しいお金の使い方」――。トラコはなぜお金に執着するのか?真の目的は?家庭の教師、トラコの授業がついに幕を開ける――!!
(全10話)

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