21世紀に生きる女性たちに勇気や希望を与えるドキュメンタリー作品を対象した、第三回読売・日本テレビ「ウーマンズ・ビート」大賞受賞作・藤崎麻里の小説「溺れる人」のドラマ化。 アルコール依存症を克服すべく病と闘う女性、そしてその家族の姿を描く。篠原涼子のリアリティある演技は必見。 ■ストーリー 内部にベッド一つしかない奇妙な部屋。窓には頑丈な鉄格子がはめられ、隅には便器がむき出しで置かれている。31歳の水沢麻里(篠原涼子)は、今、自らの意思でこの部屋に入り、自分の体の中に巣食う悪魔と壮絶な戦いを始めようとしていた―。 麻里が高校の2年先輩の誠治(西島秀俊)と結婚したのは、26歳の時。東京の一流大学を卒業し、ピアノの才能にも恵まれていた麻里は、故郷・長野県松本市を走る路線バスの運転手・誠治と恋におちゴールインしていた。ところが、結婚後、誠治は麻里の異常な嗜好が気になりだした。かなりの酒好きだと気付き始めてはいたが、それが最近、家にあればあるだけ酒を飲み、酔って人格まで変わるようになったのだ。翌日になると、酔いが覚めた麻里は前夜の醜態を注意されるとしおらしく反省する。しかし、麻里が酒を飲まない日はほとんどなかった。 ■【多】…副音声あり 目の不自由なかたにも副音声でお楽しみ頂けます。