日テレプラス × デジタルTVガイド 共同連載 私の愛する探偵

その名は名探偵コナン!

“見た目は子ども、頭脳は大人”の名探偵コナンを愛してやまない著名人がその秘めた思いを明らかにする!日テレプラスと月刊デジタルTVガイドの共同企画。

FILE06 山口勝平
真実はいつもひとつですが、
「名探偵コナン」の人気の秘密はひとつではないですね!

Photo=尾崎篤志 Interview=佐藤新

怪盗キッドも演じることになったときは困りましたね。2人が一緒に登場するときはどうしようかと(笑)

工藤新一役のオファーをいただいた時点で「名探偵コナン」の原作漫画は読んでいました。
それまで元気系のキャラクターを多く演じていたので、新一のようにクールで知的なキャラクターをカッコよく演じることへの照れがありましたが、コナンくんを演じる高山みなみさんの演技を参考にできたので、役作りの苦労はそれほどありませんでした。

ただ怪盗キッドも演じることになったときは困りましたね。新一に輪をかけてキザでカッコいい役ですし、2人が一緒に登場するときはどうしようかと(笑)。

でも実際に2人が対峙する話を経験して分かったのですが、新一は正義感が強い熱血漢で、キザでカッコいいセリフも本気で言っている。
一方、キッドの正体である黒羽快斗はマジシャンなので、マジックショーの舞台に立つエンターテイナーの延長線上でキッドを演じている。そう思うと、キザなセリフや振る舞いも腑に落ちるようになり、明確に演じ分けができるようになりました。

キッドは映画では作品ごとに少しずつキャラクターのカラーが違うので、今度はどう描かれるかが楽しみです

映画はやっぱり、'97年に公開された第1作「~時計じかけの摩天楼」が思い出深いですね。あとは'01年公開の「~天国へのカウントダウン」。今の映画のスタイルを確立したというか、スケールが大きいアクションもののベースになった作品だと思います。犯人の動機も“そんなことで?”と思うような意外なもので、強く印象に残っています。

9月に日テレプラスさんで放送される作品だと、「~絶海の探偵(プライベート・アイ)」ですね。
イージス艦の演習シーンがあって、海上自衛隊の方が監修のためにいらしたんですが、「面舵(おもかじ)」などの用語のイントネーションが独特なんですよ、ほかの船員が聞き間違えないように。そういう点を時間をかけて取り組みました。細部へのこだわりが伝わると思うので、ご覧になるときはそこを聞いていただきたいです。
それに、おっちゃん(毛利小五郎)が持っていた金ピカの名刺が最後に意味を持つところとか、ストーリーの構成もよくできた作品です。

もしもコナンくんのように体だけ小学生になったら…。
コナンくんと違って黒ずくめの組織に追われないわけですから(笑)、いろいろ挑戦したいです。いま落語に取り組んでいるというのもあり、まず落語家に弟子入りしたい。それで、史上最年少の真打ちを目指したいです。

今年公開の映画「~ゼロの執行人」のラストで、来年の映画にキッドが登場することが予告されましたが、キッドは映画では作品ごとに少しずつキャラクターのカラーが違うので、今度はどう描かれるかが楽しみです。ただ誰かに変装していることが多いので、どれだけ出番があるのか…(笑)。

これだけ幅広い年齢層の方に愛していただける理由はなんなのか。僕ら作り手側も探偵みたいに“謎解き”している状態です

「名探偵コナン」は20年以上続いて、映画はここ何年か、興行収入の記録を更新しています。本当にありがたいです。ひとえに応援してくださっているファンの方のおかげです。

何がそんなに支持されているのか、これだけ幅広い年齢層の方に愛していただける理由はなんなのか。僕ら作り手側も探偵みたいに“謎解き”している状態です。
真実はいつもひとつですが、「名探偵コナン」の人気、魅力の秘密はひとつではないことは確かですね。

「~ゼロの執行人」はシリーズ最高の興行収入を記録しましたけど、それを超えなければ、みたいなプレッシャーは感じません。今後も変に数字を意識することなく、スタッフ、キャストが一丸になって作品を作り上げていければと思っています。

山口勝平 KAPPEI YAMAGUCHI

65・5・23生まれ。福岡県出身。双子座。B型。
'89年「らんま1/2」の早乙女乱馬役でアニメ初主演。以降「魔女の宅急便」(トンボ役)、「犬夜叉」(犬夜叉役)、「ONE PIECE」(ウソップ役)などに出演。

ご視聴方法

  • スカパー!でみる
  • J:COMでみる
  • CATVでみる
  • ひかりTVでみる
  • auひかりでみる

ページ先頭へ